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加工の都合で外したり、外れた部品を取り付けました。
ブレーキシューは厚板からシューとテコ一体で削りだしてありました。同じものが12個。多少のばらつきはありますが手作りの味がなんとも言えません。φ16の動輪に18ミリの軸距ですから、前後の動輪との間に適当なボール紙を挟んで接触しないよう慎重に作業しました。それでも試運転ではショートが頻発しました。固定軸用に作られたブレーキシューを可動軸に使ったので当然の結果でしょう。絶縁側のタイヤにあたる部分をモーターツールで斜めに落として対処しました。
そのほか、外れていたテンダーのステップ、ランプ掛けを取り付け、破損していたキャブ妻のハンドレールノブ、ゆがみのあったボイラーのハンドレールなどを交換して、未塗装完成となりました。
このまましばらく慣らし運転をしたのち塗装することにします。
塗装といえば、以前プライマーの剥離に触れましたが、あのあといろいろ試した結果、オレンジオイル系の接着剥がし剤が良いようです。塗ったのが乾かないようにビニール袋に入れて一昼夜放置すると、真鍮ブラシでこすり落とせる程度に軟化します。
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