August 22, 2019

ML-210の改良

 ML-210は、従来使っていたSherlineよりも剛性が高い優れものですが、送りハンドルの目盛りがが見にくく、縦送りハンドルのゼロ調節はかなりやりづらいです。

 これらを改善するため、名著「ミニ旋盤を使いこなす本」を参考に送りハンドルを自作しました。目盛りの最小単位を0.01mmにしたかったので、Sherlineの送りハンドルの目盛りを移植しました。

Sakai6

 材料は一部軟鋼指定もありますがすべて快削真鍮を用いました。Sherlineの目盛りリングの直径が5mmほど太いので目盛りのマーカーをかさ上げしました。

横送りハンドル

Sakai7

縦送りハンドル

Sakai8

芯押し台ハンドル

Sakai9

 目盛りリングのつば部分はローレット加工をする予定でナーリングツールを手配しましたが、未入手なので後日行います。

 

| | Comments (0)

August 07, 2019

ML-210がやってきた

 20年余り愛用してきた米国製の旋盤、Sherlineのベッドと主軸の平行性に歪みが出たようで、丸棒を削るとごくわずかですが、テーパーが付くようになりました。そこで、サカイのML-210を複数在庫しているコンさんにお願いして1台譲っていただき、2週間前に我が家にやってきました。

Sakai1

 QCTPはt5.0の真鍮板でかさ上げしてそのまま使えます。

Sakai2

 コレットはコンさんに紹介していただいたネットショップでは在庫切れだったので、アマゾンで見つけたER16 コレットチャックとコレットを注文。チャックは中国製、コレットは台湾製でした。

Sakai3

コレットチャックの引きネジはたまたまフライスに添付されていたM6の長ネジとナットが適合したので、とりあえず試運転できました。

Sakai4

コレットには特に問題は無いようで、一安心です。

 心押し台のロックボルトは、鍋屋バイテックのクランプレバーに置き換えました。

Sakai5

 試運転してみて感じたのは、ダイヤル目盛りの見にくさと操作しにくさで、今後改良していこうと思います。Sherlineの目盛りが移植できるといいのですが。さらに、DRO化もやる予定です。

 

 

| | Comments (2)

April 03, 2019

切断機

 遠藤機械製の切断機はt1.0以下の金属板の切断の強い味方ですが、板をしっかり保持するのが難しいのが難点でした。

今回所属クラブのDさんがテーブル追加キットを開発、頒布してくださいました。

Cutting-machine1

 もともとついていた足をテーブル支え兼足に付け替えてテーブルを固定します。組み込んで確認したら、本体の切り口部分が追加したテーブルに比べて0.1mmほど低かったので適当なシムで調整しました。

 スコヤで確認しながら右側に直角定規を固定しますが、無調整で直角が出ました。

Cutting-machine2

 

| | Comments (1)

April 12, 2018

フライスX-1 のベルトドライブ化(その2)

 形式5160の工作を開始して改良したフライスを本格的に使い始めめてみると、Z軸DROのノギスのスケールが長すぎて主軸の引きねじの締め/弛めがやりづらいことが分かったので、スケールを適当な長さに切り詰めました。
X1_belt_drive6
 これで問題なく使えるようになりましたが、長年の習慣でモーターのオン/オフの際につい左側面へ手がのびてしまいます。

| | Comments (0)

January 31, 2018

フライスX-1 のベルトドライブ化

 所属クラブのDさんのご厚意により、X-1ベルトドライブキットを入手することができ、改造が完了しました。
 オリジナルのギアドライブをボックスごと廃棄して、キットを組み込んだ状態です。
X1_belt_drive1_2
 組立てのポイントはプーリーの高さで、主軸の大プーリーは前面ガードのブロックとのクリアランスを確保し、ベルトが水平になるようにモーターの小プーリーの高さを調整することでした。

 ギアボックスには制御回路も収納されていたので、新たに制御回路の収納ケースが必要となります。市販品から適当なものを探して、操作パネル取り付け孔、ケーブル受け口、通気孔などの加工を行いました。
X1_belt_drive3_2
 制御回路ケースを載せる棚として、厚さ5mmのジュラルミン板を取り付けました。
X1_belt_drive2_2
 制御回路ブロックをケースに収め、電源、モーターの配線を行って、ケースを棚に固定して改造完了です。
X1_belt_drive4_3
 デジタルノギスを流用したZ軸DROは、ギアボックスの右側に取り付けていましたが、今回ボックスがなくなったので、前面ガードに付け替えました。
X1_belt_drive5_3
 今回の改造により、何よりも音が静かになったのが一番のメリットです。さらに、操作パネルとZ軸DROが前面になって操作性が向上したのも良かったです。

| | Comments (4)

February 22, 2016

7450(4)動輪の組立て+位相合せ治具

 動輪の組み立てが完了しました。
Wheel3

 今回自作した位相合せ治具です。所属クラブのUさんがサカイの旋盤ML210用に作ったものを参考に、というよりそのまま真似て、自分のSherline旋盤用にアレンジしたものです。
Quartering_tool2_2
 左側の六角ボルトでベース(t8ジュラルミン板)を刃物台に固定します。ベース両端のφ8の平行シャフトに沿ってVブロック保持台が上下し、中央のキャップボルトでその高さを調整します。Vブロックはt5ジュラルミン板で5枚構成となっており、両側2枚は保持台に固定、中3枚はφ6平行シャフトに沿って動きます。HO、16番だと動輪外幅が約20ミリなので4枚を使います。写真奥と手前から2枚目のVブロックの側面の溝に、板2枚をクロススライドさせて高さと位置を調整するクランクピンストッパーを取り付けてあり、このストッパーにクランクピンを当てて動輪位相を固定します。主軸のコレットには先端をテーパー状にした丸棒を銜えて先端を車軸のセンター孔にはめ込み、手前芯押し台のチャックにはφ3強~4の丸棒を銜えて動輪を押し込みます。

 治具を使った圧入の様子です。
Quartering_tool3
 治具のクランクピンストッパーの高さと位置を動輪のフランジ径、クランクピン径に合わせて調整します。治具を車軸が旋盤主軸と平行になるように刃物台に取り付け、刃物台送りと治具保持台のボルトで車軸と主軸の芯を合わせます。動輪には絶縁側、非絶縁側ともクランクピンねじ込んでおき、非絶縁側動輪を圧入済みで絶縁側を軽く挿入した動輪を、絶縁側が芯押し台側になるようにVブロックにのせ、クランクピンをストッパーに押し付けるように押さえながら芯押し台を送って絶縁側を圧入します。
 このようにゲージは9mmから16.5mmまで対応可能で、軸径、軸箱の有無、軸箱寸法を問わない優れもので、あっという間に動輪の組み立てが終わりました。もっと早く作っておけば良かったです。

| | Comments (0)

March 09, 2015

旧阪鶴鉄道の客車(4)

 屋根のカーブ修正作業の道工具です。
Mokkou_2
 カーブの修正だけなので、荒目の金属用ヤスリや板に荒目のペーパーを貼り付けたもので作業を始めましたが、サクサクというわけにはいかないし、粉状の削りかすが大量に発生するので閉口しました。そこで、新たにミニ鉋(写真左上)と木工ヤスリ(写真右)を調達しました。木工ヤスリは削り過ぎに注意が必要ですが、使い慣れると面白いようにサクサク削れ、削りかすも筋状なので始末がしやすく、かなりはかどりました。
 4両分なのでまだしばらく木工作業が続きます。

| | Comments (0)

September 04, 2014

ノギスによるケガキ

 小学生君の質問への回答です。
 ノギスの片方の顎を鋭利に削っておきます。写真のノギスは何十年も使っているのでかなり減っています。
Caliper1
 下の写真のようにケガキます。
Caliper2
 材料の一辺を直線に仕上げておき、ノギスを平行移動させるのがコツです。このようにすると1/20mmまでの精度でケガキを行うことが可能です。

| | Comments (1)

February 14, 2013

旋盤のDRO化

 所属クラブのイベント向けの記事原稿の執筆に専念していたので、ここ1ヶ月半ほど工作から遠ざかっていました。何とか一段落したので復帰第1歩として旋盤のDRO化を行いました。
 旋盤の切削作業ではDROの必要性はあまりないのですが、旋盤の送りを利用したリベット打ちのとき、特にアメリカ型のテンダーは左右側板・妻板が連続して長さが200㎜近くになるので5200製作時に必須だと感じました。
 写真のようにたて送り方向だけにつけました。
Lathe_dro1
DROはアメリカのマイクロマーク社のスケールとモニターが1:1のタイプです。12インチのものを80mmぐらい短縮してあります。旋盤のベースがやや斜めになっているのでそれを補正するスペーサーを作った以外は添付の金具で間に合いました。
 インクリメントというボタンがあって、ある位置で押すと0になって加算していき、次に押すと最初に押す前の値との合計値が表示されるというもので、便利な使い方が出来そうです。
 

| | Comments (0)

March 04, 2012

半田ごてのヒーター断線

 半田付けの真っ最中に、急に半田の流れが悪くなりました。ヒーターの断線です。10年以上前からストックしてあった部品に交換しましたが、在庫がなくなりました。
Handa_heater
 この鏝は鏝先がφ8.0なので、銅の丸棒から用途に応じてさまざまな形や長さの鏝先を自作して便利に使ってきました。これからもずっと使い続けたいところですが、もうかれこれ20年は使っているので、交換部品がまだ入手できるのかどうか気になります。ネットで調べたら、今までメーカ名は知らなかったのですが、大阪の白光株式会社という会社で、まだ製造販売していることが分かりました。早速注文したのは言うまでもありません。

 5200はあまり進展はないですが、機関車の形になったので記念撮影しました。
Zentai1


| | Comments (0)

より以前の記事一覧