July 19, 2019
July 12, 2019
5160(25)ボイラー1
ボイラーを丸めました。
下廻り、キャブと仮組したら、機関車らしくなってきました。
本機は煙室部分が細くなっていないので、火室から煙室まで一枚板です。t0.3真鍮板を用いました。煙室部のリベットは打ち出しです。クリーニングホイールの小円周上のリベットはCADでXY座標を割り出し、他より小さなダイで打ち出しました。外形罫書きのマーキングやハンドレールノブやドームなどの取付孔のポンチマークも一緒に打ちました。
接合部分の丸みをきれいに出すために5ミリほど余幅を持たせ、丸めた後で切断します。火室後部、煙室前部も丸めの際にめくれが出るので5ミリほどの余長を付けておき、丸め後に切断しました。
接合部は内側にU字状の補強材をハンダ付けしました。フレームと仮組して現物合わせで煙室下部にフレーム・シリンダーブロックとの取り付けビス孔をあけM2.0 タップを立てました。
ボイラーの水平を確認したところ問題なしでした。
June 23, 2019
5160(24)キャブ3
キャブが箱状になりました。
通常、キャブ内の工作や塗装のために屋根を脱着式にしますが、本機はキャブの側板と屋根が1枚板を曲げたものなので、それができません。そこで、キャブをランニングボードから脱着することにしました。ただし前妻板はボイラーとともにランニングボード側に固定します。
まず、一体のキャブ屋根と側板の外形と窓を整え、窓枠を抜いた内板を張り付け、さらに側板下部ランニングボードにビス留めするために角パイプを加工したアングルを取り付けます。
ランニングボードにはキャブ取付用の4つのビス孔をあけます。
次の写真のように、ランニングボードにキャブ屋根+側板をビス留めした状態で、前妻内板(写真左下)と後妻板(写真右下)をはめ込み、内側からハンダを流して固定しました。妻板の位置は側板の内板の幅で決まるようにしてあるので、容易に組立てることができました。
前妻内板は、前後妻板の屋根カーブを揃えたり、屋根カーブを調整する治具としてt1.0真鍮板で作ったものを再利用したもので、前妻の窓やボイラーを避けるように枠状にしました。下部は後ほど開口します。
June 13, 2019
May 15, 2019
5160(22)キャブ1
手首の骨折で1月から3月まで中断を余儀なくされたのでKKC展示会には間に合わなくなったため、のんびりと進めています。
エンジン、テンダーとも下廻りの大まかがができたので上廻りに移ってキャブに着手し、リベットを打ち出しました。
本機のキャブの側板と屋根は1枚板なので、妻板の外形と同じものをt1.0真鍮板で作り、これに側板+屋根と同じ厚さの板をハンダ付けして寸法を決めました。写真を参考にリベットパターンを検討し、図面化します。
前後妻板、側板+屋根、いずれもt0.2洋白板を用い、仕上がりより一回り大き目に切り出して、リベットと罫書きのマーキングを一緒に打ち出しました。
前妻裏面
キャブのリベットは大小2種類なので、ダイの穴径は大:φ0.3、小:φ0.2とし、途中でダイを入れ替えて打ち分けました。見づらいですが、側板+屋根の中央部分(屋根部分)が大、側板の周囲が小です。
周囲にあるのが罫書きのマーキングです。この後裏面に罫書きをして外周、窓孔を仕上げていきます。
April 19, 2019
April 16, 2019
December 23, 2018
5160(19)先輪のスプラッシャー
思案の結果、めどがついたので先輪のスプラッシャーを付けました。 第1輪はカーブでショートの恐れがありますが、600R以上であれば大丈夫であることを確認済みです。第2輪のスライドバーやクロスヘッドとの干渉を避けるためにスプラッシャーの左右幅を先輪タイヤの左右幅とほぼ同じ19.2mmとしました。ショートなど不具合があった場合に、外せるようにフレームにビス留するようにしました。
パーツです。 右が第1輪、左が第2輪用です。それぞれ上から、左右一体で曲げたt0.2洋白板、端面の厚みを出すためのt0.3×1mm帯板、そして取付金具です。第1輪用の取付金具はフライスを用いて切削しました。
まず両側に帯板を張り付け、端面が面一になるようにヤスリで仕上げます。
次に左右に分け、第1輪用は排障器やイコライザーと干渉する部分を欠き取って整形して、取付金具にハンダ付けします。
December 14, 2018
5160(18)フロントデッキ
フロントデッキ、端梁、排障器などが付きました。
組み立て前のパーツ写真を撮り忘れました。端梁はテンダーと同様、角棒を削り出したチャンネルです。デッキ上板はt0.2洋白板、側面の縁取りは、実機はアングルを曲げたものなので,帯状の板でそれらしく構成しました。上板周囲には、端梁や側面縁取りに貫通するボルトを植え込んであります。
排障器もアングルを曲げたもののようですが、アングルの欠き取り部分が内側で目立たないので、t2.0の真鍮板から切り出した棒状のままとしました。
ケーディーカプラーはスケールサイズの小ぶりのものを付けますが、ヘッドが下がり気味なので写真のようにケースの下板に適当なプラ帯板を貼って対処しました。
この機関車は先輪にもスプラッシャーがついています。16番ゆえの寸法的な苦しさがあるのでどうするか思案中です。
November 25, 2018
より以前の記事一覧
- 5160(16)テンダー縁取りとステップ 2018.11.13
- 5160(15)テンダーフレーム4 2018.10.25
- 5160(14)テンダーフレーム3 2018.10.15
- 5160(13)テンダーフレーム2 2018.10.09
- 5160(12)テンダーフレーム1 2018.10.03
- 5160(11)ドローバー 2018.09.16
- 5160(10)テンダーのイコライジング 2018.09.13
- 5160(9)テンダー床板・端梁 2018.09.06
- 5160(8)クロスヘッド 2018.08.06
- 5160(7)シリンダーブロック 2018.07.04
- 5160(6)ロッド 2018.05.28
- 5160(5)動輪押さえ板、モーター 2018.05.01
- 5160(4)イコライザ 2018.04.25
- 5160(3)フレーム 2018.04.19
- 5160(2)動輪 2018.04.11
- 5160(1)基本設計 2018.04.01
- 7450(58)ようやく完成! 2018.01.20
- 7450(57)再び配線 2017.12.03
- 7450(56)渡り板 2017.11.17
- 7450(55)配線 2017.11.16
- 7450(54)ウェイト 2017.11.12
- 7450(53)ブレーキ関係2、煙突2 2017.11.03
- 7450(52)ブレーキ関係2、ハンドレール2 2017.10.30
- 7450(51)ブレーキ関係1 2017.10.20
- 7450(50)ランプ掛け2 2017.09.20
- 7450(49)ランプ掛け1 2017.09.18
- 7450(48)シリンダーブロック4 2017.09.08
- 7450(47)真空ホース 2017.08.30
- 7450(46)シリンダーブロック3 2017.08.15
- 7450(45)排障器 2017.08.10
- 7450(44)前照灯 2017.08.09
- 7450(43)ハンドレール 2017.08.04
- 7450(42)屋根3 2017.08.03
- 7450(41)逆転棒 2017.07.27
- 7450(40)砂箱 2017.07.26
- 7450(39)キャブ内、手すり 2017.07.24
- 7450(38)ステップ3 2017.07.18
- 7450(37)ステップ2 2017.07.12
- 7450(36)屋根2 2017.06.29
- 7450(35)屋根1 2017.06.25
- 7450(34)キャブ・サイドタンク 2017.06.12
- 7450(33)サイドタンク3 2017.06.08
- 7450(32)キャブ2 2017.06.06
- 7450(31)サイドタンク2 2017.06.05
- 7450(30)テンダー上回り2 2017.05.06
- 7450(29)テンダー上回り1 2017.04.13
- 7450(28)バッファー 2017.03.26
- 77450(27)ガイドヨーク 2017.03.13
- 7450(26)ステップ 2017.03.09
- 7450(25)煙突、ドーム、安全弁 2017.02.18
- 7450(24)煙室扉 2017.01.07
- 7450(23)キャブ 2016.12.29
- 7450(22)サイドタンク 2016.12.09
- 7450(21)ボイラー 2016.10.14
- 7450(20)煙室 2016.09.07
- 7450(19)ダミーフレーム 2016.08.27
- 7450(18)スプラッシャー 2016.08.17
- 7450(17)ドローバー 2016.07.22
- 7450(16)クロスヘッド+メインロッド 2016.07.17
- 7450(15)クロスヘッド 2016.07.06
- 7450(14)シリンダーブロック2 2016.07.01
- 7450(13)シリンダーブロック1 2016.06.23
- 7450(12)本体床板1 2016.05.30
- 7450(11)テンダー下回り3 2016.05.08
- 7450(10)テンダー下回り2 2016.05.05
- 7450(9)テンダー下回り1 2016.04.19
- 7450(8)サイドロッド 2016.03.22
- 7450(7)イコライザ 2016.03.06
- 7450(6)先輪 2016.03.02
- 7450(5)フレーム 2016.02.28
- 7450(4)動輪の組立て+位相合せ治具 2016.02.22
- 7450(3)動輪:バランスウエイト 2016.02.14
- 7450(2)ギアボックス 2016.01.27
- 7450(1)形式図 2015.12.31
- 8380(48) 完成 2015.05.26
- 8380(47) DCC化 2015.02.11
- 8380(46) ウェイト 2014.11.14
- 8380(45) ディテール(2) 2014.11.05
- 8380(44) ディテール(1) 2014.11.03
- 8380(44) ハンドレール 2014.11.01
- 8380(43) パイピング(2) 2014.10.27
- 8380(42) パイピング(1) 2014.10.17
- 8380(41) 排障器、バッファーなど 2014.10.03
- 8380(40) ブレーキ機構 2014.09.25
- 8380(39) ブレーキシューなど 2014.09.22
- 8380(38) ブレーキシリンダー 2014.09.20
- 8380(37) 砂撒き管元栓 2014.09.12
- 8380(36) 逆転棒回り 2014.09.07
- 8380(35) 煙突スカート 2014.09.03
- 8380(33) 汽笛・安全弁 2014.08.29
- 8380(31) テンダー下回り(6)ブレーキ 2014.08.19
- 8380(30) テンダー下回り(5)ステップ 2014.08.17
- 8380(29) テンダー下回り(4)エアータンクなど 2014.08.14
- 8380(28) テンダー上回り(5) 2013.05.20
- 8380(27) テンダー上回り(4) 2013.05.11
- 8380(26) テンダー上回り(3) 2013.05.03
- 8380(25) テンダー上回り(2) 2013.04.26
- 8380(24) テンダー上回り(1) 2013.04.16
- 8380(23) 担いバネ 2013.04.01
- 8380(22) 屋根 2013.03.25
- 8380(21) フロントデッキ 2013.03.19
- 8380(20) ロコ上下連結 2013.03.14
- 8380(19) キャブ・ボイラー組立て 2013.03.08
- 8380(18) 煙突、ドーム 2013.03.01
- 8380(17) ボイラーの補足 2012.12.24
- 8380(16) ボイラー 2012.12.23
- 8380(15) キャブ 2012.12.20
- 8380(14) ランボード 2012.12.10
- 8380(13) 下回り(8)シリンダー、先台車復元 2012.11.09
- 8380(12) ドローバー 2012.11.07
- 8380(11) テンダー下回り(3)排障器 2012.10.30
- 8380(10) テンダー下回り(2)単軸軸受け 2012.10.27
- 8380(9) テンダー下回り(1)フレーム、ボギー台車 2012.10.23
- 8380(8) 下回り(7)シリンダーブロック 2012.10.15
- 8380(7) 下回り(6)ロッドその3 2012.10.12
- 8380(6) 下回り(5)ロッドその2 2012.10.10
- 8380(5) 下回り(4)ロッドその1 2012.10.05
- 8380(4) 下回り(3)先台車 2012.09.28
- 8380(3) 下回り(2)フレーム 2012.09.24
- 8380(2) 下回り(1)動輪 2012.09.22
- 8380(1) 製作開始 2012.09.21
- 水没車両の修復(13) 2011.10.19
- 水没車両の修復(12) 2011.10.14
- 水没車両の修復(11) 2011.09.26
- 水没車両の修復(10) 2011.09.19
- 水没車両の修復(9) 2011.09.17
- 水没車両の修復(8) 2011.09.15
- 水没車輌の修復(7) 2011.09.12
- 水没車輌の修復(6) 2011.09.09
- 水没車輌の修復(5) 2011.09.07
- 水没車輌の修復(4) 2011.09.03
- 水没車輌の修復(3) 2011.08.31
- 水没車輌の修復(2) 2011.08.27
- 水没車輌の修復(1) 2011.08.26
- 5900リニューアル 2010.12.12
- DCCの導入 2009.08.25
- 機関車標準仕様 2005.02.22
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