旧九州鉄道の客車(8)
形式8380に続いて旧九州鉄道の客車の塗装をしていました。梅雨に入って中断を余儀なくされることが多かったので、ひと月あまりかかってようやく完了しました。
まず、前回の内装の続きです。3等用の椅子の簡易転換式の背もたれは、t0.5の真鍮板をコの字型にレーザーで抜いてもらいました。黒のカラープライマーを吹き付けたのち、支柱部分をマスキングして背もたれ部分にニス色を吹いて仕上げ、座席部分に接着しました。ホハの内装です。
人形は安価なプライザーの未着色のものに色付けしたもので、結構手間が掛かりました。
車体色は、「木の地色を生かした仕上げ」を想定しして黄褐色(いわゆるニス色)にしてみました。
この黄褐色、下屋根のグレーは日光モデルの調色ラッカーの吹き付け。上屋根はアサヒペンのスエード調グレーのスプレー塗料を使いました。窓ガラスは薄手の両面テープで接着。標記は例によって自家製デカールです。形式標記は国有後なのに九州鉄道の社章、横濱鐡道の鉄道名標記と矛盾だらけですが、大目に見てください。
上から、ホハ、ホロハフ、ホハニです。
車両重量は、ホハ:163g、ホロハフ:182g、ホハニ:169gでした。ホロハフは上屋根のアルミ化をしていないので最も重く、ホハニは荷物扉と窓の少ない分ホハより重くなりました。
Recent Comments