September 14, 2022

5160(36)動輪のスプラッシャー

 独特の形状をした第1動輪のスプラッシャーができました。

Splasher7 Splasher8

動輪のフランジとの接触によるショート防止のため、見える厚さは0.6mmですが、奥は0.2mmにしています。先輪のスプラッシャーでは張り合わせにしましたが、きれいな円弧にするために丸棒から挽き出しました。前方の装飾的な曲げは写真とにらめっこで仕上げました。

 

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August 28, 2022

5160(35)キャブ4

 2か月ぶりの更新です。キャブ外縁、窓の縁取りを付けました。

Huchi7 Huchi8

 縁取りはΦ0.4真鍮線を半丸にしたもので、特に窓への取付が困難を極めました。折り曲げや取付位置決めのジグを試行錯誤しながらやっと完了しました。まだ多少のゆがみがありますが、目をつむることとしました。

側板の窓用に作ったジグです。

Huchi2

1.中央の窓の形のジグに沿って、なました半丸線を曲げる。周りのL型や長方形の板を押し付けて曲げるが、その際に半丸線が浮き上がってねじれないようするため、半丸線が収まるように縁を0.2×0.4mm欠き取ってある。

2.窓にぴったりはまる位置決め用のジグをアルミ板で作り、曲げた縁取りをぴったり合うように微調整する。

3.窓にジグをはめて窓の周囲にフラックスを付け、裏に厚めにハンダメッキした縁取りをはめて、縁取りの上からハンダごてを当てる。

Huchi4

 この後に手掛けたほかの窓については、位置決め用のアルミ板のジグを平らな板にビスで固定して折り曲げ用に兼用しました。

 外縁の縁取りは、折り曲げ部分をなましておいて、固定しながら曲げていきました。

 所属するKKCの次の競作お題=「B型蒸機」に参加予定です。

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June 30, 2022

5160(34)テンダー上廻り6

 上廻りのディティール工作がほぼ完了しました。

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 前部は、左右の箱の蓋、給水コック、ブレーキハンドルなどです。左右の箱の内側の手すりのようなものが給水コックで、軸が露出した珍しい形状です。

Tender-body13

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 後部は、ランプかけと給水ハッチです。ランプかけはt0.2洋白板を帯状にして折り曲げ、リベットを植え込みにして取付強度を確保しました。長円形の給水ハッチは蓋、本体、取り付け部を長円に仕上げて積層したものにリベットを打ち出した蝶番を貼り付けるなど、結構手間がかかりました。

 テンダーの工作はブレーキ機構と真空ホース、バッファーを残すのみとなりましたので、エンジン上廻りのディティール工作に取り掛かる予定です。

 

 

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May 20, 2022

5160(33)テンダー上廻り5

 上廻りのデテール工作中です。

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 車体を下廻りに固定する金具は、通常はL金具が使われていますが、本機ではボルトの並んだアングル状になっています。これは角材から削り出してボルトを植え込みました。前部にはこの金具の上に、やはりボルトの並んだアングルが付いています。これも角材からの削り出しです。さらに石炭取り出し口部分の半円筒状の板はt0.2洋白板を丸めました。前部左右の箱も角材から削り出し、その内側に給水コックの受けを取り付けました。

 上部の縁取りはφ0.4真鍮線を半丸状に加工したものです。

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April 10, 2022

5160(32)テンダー上廻り4

 テンダー車体に内板、前板、上板、上下取付板を付けて箱状に組み立てました。さらに後部フレアのコーナーを仕上げました。

Tender-body4_20220410164301 Tender-body5_20220410164301 Tender-body6_20220410164301

前方の上下取付板にはスピーカー配線を通すための溝を掘ってあります。

 本機のフレアは、開いているのは妻板のみという変わり者です。コーナー部分を埋めやすいように(曲げたときに平行になるように)展開状態では写真のように側板がわが斜めになるようにしました。

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コーナー部分は、折り曲げジグの調整時に試し曲げしたサンプルから切り出した小片で埋めました。

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April 01, 2022

5160(31)テンダー上廻り3

 リベット打出し、折り曲げまでうまくいったのですが、次の内板を張る工程で悲劇が起こりました。t0.2洋白板なので、ある程度覚悟はしていたのですが、ハンダ付けの熱でひどくひずんでしまったのです。

 気を取り直してt0.3真鍮板に変更して再度リベットを打出し、外形を仕上げて折り曲げを行いました。

Tender-bending12

 今度は折り曲げ工程の写真を撮ったので、少し長くなりますが、順を追ってご紹介します。

まず、後ろのフレア部分。

Tender-bending5

バイスに乗っているのは曲げ角度確認用のジグ(ゲージ?)です。

後部両サイドのR

R位置決めジグをテープでワークの両側に留めます。

Tender-bending6

中央部分にR付けジグ嵌め込んでミニバイスでクランプします。

Tender-bending7

位置決めジグを外します。

Tender-bending8

KKCで頒布された積み木を押し当ててジワーと曲げます。

Tender-bending9

両側曲げ終えました。

Tender-bending10

バイスから外してR付けジグを当てて直角に仕上げます。

前部両サイドのR

ジグをテープで留めてバイスにくわえ、積み木を押し当てて曲げました。

Tender-bending11

 ジグを入念に準備したおかげで、折り曲げ作業自体はあっさり終えることができました。仕上がり寸法もほぼ設計通りになっています。

 

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February 14, 2022

5160(30)テンダー上廻り2

 テンダー車体の折り曲げが完了しました。

Tender-bending3

 後部折り曲げ用のジグです。

Tender-bending1

口幅25ミリのミニバイス、その下中央はコーナーのR付け、その左右はR位置決め用、下はフレア部分曲げの押さえ用でリベットを避ける溝を付けてあります。曲げるときの写真がないのでわかりにくいかと思いますが、左右のR位置決め用ジグは、ワークをバイスに設定するときに、左右側板部分にテープで固定してR付けジグがワークの真ん中になるようにするものです。R付けジグの幅はテストピースで何回か試し曲げを行って決めました。コーナーの内側はR2の仕上がりになりますが、t0.2の洋白を曲げたときのスプリングバックを考慮すると曲げジグはR1.8 にすることが経験上わかっているので、これをベースに試行したものです。

 前部折り曲げ用のジグです。

Tender-bending4

後部のR部分に未着させて前方をミニバイスで固定して曲げました。上記の試行結果を考慮して決定しました。

 曲げた結果は、ほぼ設計通りの寸法に収まり安堵しました。リベットの打ち直しは絶対避けたかったので、入念にジグを準備して良かったです。

 下廻りに載せただけですが機関車の姿が見えてきました。

Tender-bending2

 

 

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February 10, 2022

5160(29)テンダー上廻り1

 最大の難関の一つ、テンダー上廻りに取り掛かりました。

 t0.2洋白板にリベットとケガキのマークを打ち出し、外形を仕上げて後部のフレア部分を曲げたところです。

Tender-body1_20220210170201

リベットの打出しは、Sherline旋盤のベッドに固定したJALCO特製の打出し機で行いました。リベット間隔は1/100mm単位で設定可能です。

Rivet

リベットは大小2種類なので、ダイの穴径は大:φ0.35、小:φ0.2とし、途中でダイを入れ替えて打ち分けました。キャブの時は大をφ0.3としましたが、大小の違いが目立たなかったので少し大きくしてみました。

 これを箱状に曲げるためのジグを準備しています。

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December 09, 2021

5160(28)煙突、ドーム類

 煙突、ドーム類ができました。細めの煙突、プリンのような独特のドーム形状の再現を心掛けました。

Dome1

 煙突は四角い座、パイプ、キャップの3ピース構成です。座は旋削と簡易プレスを併用し、ボルトはΦ0.25線を植え込みました。

Chimney_20211209163901

 砂箱、蒸機ドーム、汽笛座は丸棒を旋削し、裾部分は丸や楕円のヤスリで仕上げています。

 

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November 28, 2021

5160(27)煙室前面

 約2年半ぶりに5160の製作に戻りました。ブランクが長かったのでいろいろ思い出すのが大変です。

 復帰第1号の工作は煙室前面です。

Enshitutobira2

Enshitutobira1  

 煙室へは嵌め込むだけです。嵌め込む部分と前板は一体で旋削。煙室扉も旋削しヤスリで仕上げました。周囲のボルト埋め込み孔およびクリート取付孔は自作のミニインデックステーブルで割り出しました。クリートはウイストジャパンのロストパーツです。

 ヒンジは0.6mm幅の帯板にリベット(Φ0.25)を植え込み、ヒンジ受けはt1.2真鍮板から削り出しで、ともに小さいので苦戦しました。

 

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