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August 06, 2018

5160(8)クロスヘッド

 ようやくクロスヘッドができました。
Crosshead5_2
 クラーケンさんから詳細な図面をいただいていたので、形状把握は問題なくできたのですが、模型化にあたってどこまで作り込むか、何を省略するかで悩みました。16番の宿命で厚みをかなり薄くしないといけないので、上部の補強リブは省略しました。

 薄いと言っても材料としてはt2.0の板材が必要になりましたが、t2.0の洋白板の在庫はないので、快削洋白丸棒から製材(フライスで六面整形)しました。扱いやすいように倍くらいの大きさにします。これに、ボルト植え込み、油壷取付、センターピン取り付け、ピストンロッド取り付け、外形のR形状の各孔をあけます。
Crosshead1_2
 次にフライス加工に移り、エンドミルによる円周切削でピストンロッド根元部分を円筒状に加工、ラジアルエンドミルで表側の段差を加工、普通のエンドミルで裏側のスライドバーの溝とメインロッドのスモールエンドの収まる部分の切削加工を行います。
Crosshead2_2
 さらに、ボルをト植え込み、油壷(パイプと線材の組み合わせ)を取り付け、センターピン部分に台形断面の小ワッシャを貼り付けて盛り上がりを表現しました。
Crosshead3_2
 外形を仕上げ、余分を切り取って整形します。
Crosshead4_2
 ピストンロッドはφ0.8洋白線で、取付孔に差し込み、根元に小ワッシャを付けてハンダで固定しました。メインロッドを留めるカシメピンは、洋白丸棒から旋削したものにFlying Zoo製の平径1mmの六角ピンを差し込んであります。この六角ピンとクロスヘッド上部の油壺は真鍮製なので後ほどニッケルメッキをします。

 以上、さらっと記述しましたが、フライス加工の手順にたどり着くまでに2回のやり直しを強いられ、まさに「苦労すヘッド」でした。

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