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February 22, 2016

7450(4)動輪の組立て+位相合せ治具

 動輪の組み立てが完了しました。
Wheel3

 今回自作した位相合せ治具です。所属クラブのUさんがサカイの旋盤ML210用に作ったものを参考に、というよりそのまま真似て、自分のSherline旋盤用にアレンジしたものです。
Quartering_tool2_2
 左側の六角ボルトでベース(t8ジュラルミン板)を刃物台に固定します。ベース両端のφ8の平行シャフトに沿ってVブロック保持台が上下し、中央のキャップボルトでその高さを調整します。Vブロックはt5ジュラルミン板で5枚構成となっており、両側2枚は保持台に固定、中3枚はφ6平行シャフトに沿って動きます。HO、16番だと動輪外幅が約20ミリなので4枚を使います。写真奥と手前から2枚目のVブロックの側面の溝に、板2枚をクロススライドさせて高さと位置を調整するクランクピンストッパーを取り付けてあり、このストッパーにクランクピンを当てて動輪位相を固定します。主軸のコレットには先端をテーパー状にした丸棒を銜えて先端を車軸のセンター孔にはめ込み、手前芯押し台のチャックにはφ3強~4の丸棒を銜えて動輪を押し込みます。

 治具を使った圧入の様子です。
Quartering_tool3
 治具のクランクピンストッパーの高さと位置を動輪のフランジ径、クランクピン径に合わせて調整します。治具を車軸が旋盤主軸と平行になるように刃物台に取り付け、刃物台送りと治具保持台のボルトで車軸と主軸の芯を合わせます。動輪には絶縁側、非絶縁側ともクランクピンねじ込んでおき、非絶縁側動輪を圧入済みで絶縁側を軽く挿入した動輪を、絶縁側が芯押し台側になるようにVブロックにのせ、クランクピンをストッパーに押し付けるように押さえながら芯押し台を送って絶縁側を圧入します。
 このようにゲージは9mmから16.5mmまで対応可能で、軸径、軸箱の有無、軸箱寸法を問わない優れもので、あっという間に動輪の組み立てが終わりました。もっと早く作っておけば良かったです。

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