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October 30, 2012

8380(11) テンダー下回り(3)排障器

 ボギー台車の後部のフレームを延長して排障器を取り付けました。
Tender6
 この部分の構成は写真だけでは分からなかったのですが、「図面資料集成 東武鉄道の蒸気機関車」の図面のおかげでそれらしく作ることが出来ました。

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October 27, 2012

8380(10) テンダー下回り(2)単軸軸受け

 単軸の中央支点が出来ました。
Tender3
 ピンボケですが手前の軸受けを奥の支柱のスリットにはめ込みます。軸の中心が支点になります。
Tender4
 左右の軸受けの軸孔はエンドミルで長孔にしました。

 本機のフレームの上下幅は8100より1ミリ広いので、フレーム外側の軸受け上部にボルトを植えた小片を貼り付けました。
Tender5
 つなぎ目がやや目立ちますが軸箱流用のため致し方ないところです。上にテンダー本体が乗ると影になるのと片側はパイピングで隠れるので目を瞑ることにしました。

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October 23, 2012

8380(9) テンダー下回り(1)フレーム、ボギー台車

 8380のテンダーは8100とは異なった形態なのでスクラッチになります。東武鉄道の5900に似たボールドウィン製4-4-0のテンダーと同タイプです。最近発行された「図面資料集成 東武鉄道の蒸気機関車」の図面が参考になりました。
 床板、フレーム、前後の端梁を切削してボルト、リベットなどを植え込んで組み立てました。
Tender1
Tender2
 ボギー台車は8100と異なりアーチバータイプです。所属クラブのTさんが原型を作成した7200用のロストワックスパーツがぴったりでした。単軸の軸受けはキット部品の流用です。ボギー台車で左右2点、単軸の中央1点の3点支持にします。単軸側はまだ非可動状態ですが、このあと中央1点の支持部分を作ってこの状態で高さを調整し、最後に軸受けの軸孔を上下に広げます。
 なお、ボギー台車はフレームと車輪のクリアランスが厳しいので、かつてTMSに連載された「8550形の作り方」と同様に、回転なしにしました。

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October 15, 2012

8380(8) 下回り(7)シリンダーブロック

 シリンダーブロックはキットのロスト部品と挽き物は使いますが、スライドバーは8100としても寸法がおかしいので作り直しました。弁室カバーの角に細いヤスリと耐水ペーパーを用いてRをつけ、弁室とシリンダーの接する部分の欠き取りはボールエンドミルを使って加工しました。
Cylinder1
 シリンダーブロックにシリンダーを半田付けし、さらにスライドバーを取り付けました。
Cylinder2
 スライドバーはt0.8洋白板をフライスで切削しました。取り付けに当たっては、クロスヘッドがスムースに動くようにシリンダーへの差込部分をやすったり、帯板の詰め物を入れたりして位置を調整して半田で固定しました。フレームに装着してクロスヘッド+メインロッドを組み込んで超低速での動きをチェックしたところOKでした。
 

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October 12, 2012

8380(7) 下回り(6)ロッドその3

 メインロッドは珊瑚模型店の5500用を利用しました。ビッグエンドはロッドピン孔にM2タップを立てて洋白ビスをねじ込んで孔を埋めて0.5ミリ前方に開けなおし、スモールエンド側も1ミリほど後方にピンを移動して全体の長さを詰めました。ビッグエンドの上下にドロップで表現されたコッター、油壺などは削り落としました。
 サイドロッド、メインロッドともコッター、油壺、ボルト類は孔を開けて洋白線を植え込んであります。サイドロッドの関節は所属クラブ特製のかしめピンを使いました。
Rod8_2
 写真では分かりにくいですが、メインロッドは真鍮ほどではないですがやや黄色っぽいので仕上げのときにニッケルめっきでロッド全体の色調を揃える予定です。クロスヘッドはキットの流用です。

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October 10, 2012

8380(6) 下回り(5)ロッドその2

 捨て板から剥がしたロッドの表面をヤスリで仕上げ、関節を仮のピンでつなぎました。これを動輪に装着して転がり状態を確認し、OKだったのでモータとギアボックスを組み込んで回してみました。
Rod6
 結果はNGでした。超低速で引っ掛かるのです。調べたところ、主動輪のロッドピンが垂直になっていないことが判明。予備の動輪と交換し、位相を入念にチェックして再度回したところ、OKとなりました。通常、レールを傾けたり、手で押したりして転がり具合を見ますが、フリクションがあるので強めに押しがちで今回のような不具合を見逃してしまったようです。モータが回り始める超低速での確認を必ず行うようにしましょう。
 第2、第3動輪のロッドピンは、すり割を隠すための円板を差し込む孔にM1.0のタップを立ててM1.0の六角ボルトをねじ込んで半田を流してあります。(写真では第1と第3のピンが入れ替わっています)見た目が良くなるとともにボックスレンチが使えるので着脱が楽になります。

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October 05, 2012

8380(5) 下回り(4)ロッドその1

 サイドロッドは8100キットがエンドが丸型で溝なしに対して8380は角型エンドで溝付きなので自作します。
 フレームのペデスタル部の寸法を測り、板に孔を開けただけの仮のロッドで寸法確認を行って本番製作に入ります。製作に当たってはフライス盤をフルに利用しました。

 材料の洋白板に捨て板としてt1.0の真鍮板を貼り付けて長方形に仕上げます。このワークから左右2本一組のロッドを作ります。ワークの寸法は、ロッドと加工に使う刃物の寸法および次の切断加工を考慮して決めます。これをフライスにセットして溝堀用のキーシートカッターで上辺から1.5ミリほどを切断します。残ったワークの上辺がロッドエンド上辺になり同時に以降の加工の基準にするわけです。まず溝の位置まで刃物を下げて溝を掘ります。
Rod1
 溝の長さ、深さはあらかじめCADで確認しておきます。溝堀が終わったらワークを180度回転(トンボするというそうです)して2本目の溝を掘ります。ワークから点対称で1対のロッドが出来上がるというわけです。
 溝堀が終わった状態です。サイドロッドは前後を関節でつなぐので2組分4本になります。
Rod2
 次はロッドエンドの下辺の位置まで刃物を下げて洋白板の厚さ+0.2ミリほどの深さの溝を入れます。入れ終わった状態です。
Rod3
 以上でキーシーカッターによる加工は終わり、次は孔あけです。ロッドピンの太さ+0.1ミリとロッドピンの頭の太さ+0.1ミリの2枚刃エンドミルを使ってピン孔あけと頭を埋める面取りを行います。最初の切断加工により基準がしっかりしているので孔と溝がずれることがありません。孔あけが終わった状態です。
Rod4
 さらにエンド以外をエンドミルのサイド削りで細く加工し、溝以外のロッド面の凹凸をエンドミルの端面削りで加工した状態です。
Rod5
 これでフライスによる加工は完了です。このあと捨て板から剥がし、ヤスリでエンドミルの刃跡を消して切削加工完了となります。

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