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October 05, 2012

8380(5) 下回り(4)ロッドその1

 サイドロッドは8100キットがエンドが丸型で溝なしに対して8380は角型エンドで溝付きなので自作します。
 フレームのペデスタル部の寸法を測り、板に孔を開けただけの仮のロッドで寸法確認を行って本番製作に入ります。製作に当たってはフライス盤をフルに利用しました。

 材料の洋白板に捨て板としてt1.0の真鍮板を貼り付けて長方形に仕上げます。このワークから左右2本一組のロッドを作ります。ワークの寸法は、ロッドと加工に使う刃物の寸法および次の切断加工を考慮して決めます。これをフライスにセットして溝堀用のキーシートカッターで上辺から1.5ミリほどを切断します。残ったワークの上辺がロッドエンド上辺になり同時に以降の加工の基準にするわけです。まず溝の位置まで刃物を下げて溝を掘ります。
Rod1
 溝の長さ、深さはあらかじめCADで確認しておきます。溝堀が終わったらワークを180度回転(トンボするというそうです)して2本目の溝を掘ります。ワークから点対称で1対のロッドが出来上がるというわけです。
 溝堀が終わった状態です。サイドロッドは前後を関節でつなぐので2組分4本になります。
Rod2
 次はロッドエンドの下辺の位置まで刃物を下げて洋白板の厚さ+0.2ミリほどの深さの溝を入れます。入れ終わった状態です。
Rod3
 以上でキーシーカッターによる加工は終わり、次は孔あけです。ロッドピンの太さ+0.1ミリとロッドピンの頭の太さ+0.1ミリの2枚刃エンドミルを使ってピン孔あけと頭を埋める面取りを行います。最初の切断加工により基準がしっかりしているので孔と溝がずれることがありません。孔あけが終わった状態です。
Rod4
 さらにエンド以外をエンドミルのサイド削りで細く加工し、溝以外のロッド面の凹凸をエンドミルの端面削りで加工した状態です。
Rod5
 これでフライスによる加工は完了です。このあと捨て板から剥がし、ヤスリでエンドミルの刃跡を消して切削加工完了となります。

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