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September 26, 2011

水没車両の修復(11)

 重大なミスが見つかって本体はプライマーをはがしてやり直しになりました。半田付けの仮固定に使った粘着テープの糊が完全に除去されていないところがあり、キャブ室内色をマスキングしているときに気づきました。
 やり直して窓枠のニス色までいったところで、天候不良で足止め状態です。
Madowaku2
 キャブ室内と窓枠をマスキングして天候回復を待っています。
Masking_2


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September 19, 2011

水没車両の修復(10)

 キャブ内の床、妻、側面に薄緑の室内色を塗りました。自分の機関車ではここまで塗り分けたことはないのですが、オリジナルにあわせました。キャブ床、妻、側板を残してマスキングしますが、火室部分は指が入らないし、パイピングが這っているのできっちっりとマスキングするのは至難の業でした。案の定、少し漏れましたが上から赤を吹くので問題ありません。塗り残し部分を筆でタッチアップして無事完了です。
Situnaishoku
 室内色が完全に乾くまで丸1日ぐらい置いた後、室内をマスキングして赤に取り掛かる予定ですが、天候があまりよくないので台風が通り過ぎてからになりそうです。

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September 17, 2011

水没車両の修復(9)

 塗装前の洗浄を行いました。クレンザーをつけてブラシで磨いた後、マジックリンに浸けて超音波洗浄して水洗いしました。真鍮地肌のむらはほぼなくなりました。
Senjou
 磨きだす部分と集電ルート、動輪のタイヤ、車軸部分などをマスキングしてプライマーを吹きました。
Primer
 プライマーはいさみやのカラープライマーを使いました。白と黒を購入してあるので、場所により白、グレー、黒と使い分けることができて便利です。今回、赤部分は発色をよくするためにグレーに調合したプライマーを、黒部分は黒のプライマーを塗りました。

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September 15, 2011

水没車両の修復(8)

 塗料を購入しようと最寄の模型店へ出かけてマッハの調色ラッカーを物色していたら、京浜急行の赤よりオリジナルに近そうな色を見つけました。購入して帰り、すぐにあわせてみるとほぼ同じだったのでこれに決めました。
 色が決まったので上回りの塗装剥離を行いました。ボイラー内側を洗浄するため、ゴム系接着剤で固定してあるウエイトをいったん外します。接着剤を緩めるため溶剤に一晩つけておきました。ウエイトはt1.0の鉛板を丸めたもので、これとボイラーとの隙間に帯状に切ったものを差し込んで固定されており、この帯を慎重に抜き取ってウエイトを外しました。
 塗装はリムーバーではがした後、シンナーに浸けて筆で洗い流しますが、すみのほうなどに残ってしまいます。脱脂用に購入してあった金属専用アルカリ性洗浄剤に浸けて超音波洗浄機にかけたら、完全に除去できました。真鍮表面はごらんのようにかなりむらになってしまいました。
Removed
 海水につかって塗膜が浮いて早くにはがれたところと、そうでないところで酸化の度合いが違うためかと思ってラストリムーバーに浸けてみましたが、状況は変わらなかったので、酸化ではないようです。結局、クレンザーで磨いてきれいにしました。
 テンダー後部のランプ掛けが1個折れてしまいましたが、幸いオリジナルと同じロストワックスのパーツ(珊瑚製)の在庫があったので交換しました。
Tender_back
 次はいよいよ塗装です。

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September 12, 2011

水没車輌の修復(7)

 動輪を組み立てました。オリジナルの車軸からギヤと軸箱を抜き、洗浄の上交換用車軸に移植しました。位相合わせ治具はNMRCの故井上豊氏の治具をそっくりまねたものです。
Dourinkumitate
 サイドロッドを着けて転がしたら軽く回ったので一安心。第一動輪は、ピン孔をφ1.9のドリルで少しずつ座繰って、ロッドピンの頭がロッド孔の座繰りに沈み込むように調整した後シリンダーとメインロッドをつけてあたりのないことを確認しました。
 オリジナルのモータはφ16で、しなのマイクロ純正のシールが貼ってあります。手持ちを探したら、メーカ不明ですが、全体も取り付けビス孔寸法もオリジナルと同一のものがありました。これならギヤボックスも改造不要です。直径の実測がφ16.3で火室開口部に引っかかるので側面を少しやすって使うことにしました。
 Motor
 この状態の試運転がOKだったので上回りをつけたらロコ側のドローバー取り付けビスがバックプレート下部と干渉してショートしました。オリジナルの絶縁段付きワッシャが割れたので手持ちのものに交換しましが、それが少し薄かったためと判明し、適当なワッシャを入れて解決しました。ぎりぎりの設計がしてあるので部品ひとつ交換するのも慎重に吟味しないといけませんね。
Karikumi1
 手前は塗装完了まで降車してもらった機関士とフレーム後部についていたプラ製の灰箱です。なお、テンダー前部にいるはずの機関助手と石炭の上にあったはずのスコップは横浜へ回送時にすでにありませんでした。
 この写真で気がついたのですが、主動輪のバランスウエイトが少しずれています。スポークとの相対位置を目安に貼ったのですが・・・。主動輪のロッドピン位置がずれているのでしょうか。チェックして修正しないといけませんね。
 この修正と塗装を残すのみとなりました。下回りは旧塗装を剥離済みですが、上回りは独特の赤の調色時に色合わせするため、まだ剥離していません。
 同じ旧関西鉄道の電光(いなずま)後の形式7850とのツーショットです。7850は京浜急行の赤ですがかなり近い色なのでこれをベースにオリジナルに近い色を調色してみようと思います。
Two_shot


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September 09, 2011

水没車輌の修復(6)

 交換用の動輪が届いたので、まずバランスウエイトを削り取ります。フライス盤にセットしたロータリーテーブルにチャックを着け、適当な丸棒から作ったヤトイに動輪をビス止めしてエンドミルで0.4ミリほど削りました。ヤトイには動輪の周り止め用のピンをスポークの間に打ってあります。
Dourinkezuri
 6枚削り終えました。ダイカストなのでどうしてもバリが出やすく、ナイフやドライバーでバリ取りをしました。
Dourin
 作っておいたバランスウエイトを貼りました。接着剤はスーパーXを使用しました。
Dourin2
 次は動輪を組み立てていよいよ試運転です。 


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September 07, 2011

水没車輌の修復(5)

 先週末までの1週間余り、娘夫妻が海外出張のため、5歳、3歳の孫を預かっていたのであまり進んでいませんでした。
 動輪はオリジナルと同じ宮沢製のφ15.5を使うことにして、コメントをいただいたコンさんに提供いただくことになりました。この動輪はバランスウエイトが扇形なので削って三日月形を貼り付けます。オリジナルの動輪はプラ板だったようで、付着物除去の試行錯誤のときにリモネン系の溶剤につけたため溶けてなくなってしまいましたので、交換用動輪の到着を待つ間にt0.5の真鍮板でバランスウエイトを新製しました。
 適当な丸棒のセンターと少しずれたところ2箇所で真鍮板4枚をビス止めして旋盤で円形に仕上げ、円板1枚から弓状に2枚糸鋸で切出し、内側の円弧をヤスリで仕上げようとしましたがかなり手間が掛かるので、フライスに自作のミニロータリーテーブルを装着し、簡単な治具を用意してエンドミルによるサイド削りで仕上げました。
Balance_weight_kezuri_2
 最初の1枚はクランプが不十分だったため途中でずれてお釈迦になりましたが、良品が7枚出来ました。余分に仕込んで正解でした。オリジナルの動輪に仮置きしてみました。
Balance_weight

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September 03, 2011

水没車輌の修復(4)

 テンダー車輪はφ9.5で、オリジナルは天賞堂のEF57用とのことです。代替品は珊瑚模型店とダルマヤ共同のDSブランドの製品です。すんなり交換とはいきませんでした。オリジナルは軸長25.7ミリ、タイヤ厚さ2.75ミリに対し、代替品は軸長24.5ミリ、タイヤ厚さ2.5ミリと全く互換性がありません。軸受部の軸径はともにφ1.5ですが、軸孔が深いので台車枠とタイヤが接触してしまいます。
 検討の結果、枕梁を新製して左右の台車枠間を1ミリ強狭くし、車軸にエコーの内径1.5、外径3.0、t0.3のワッシャをはめ込むことで決着しました。
Tennder_truck
 テンダーの下回りが少しスマートになりますね。
 上のオリジナルの車輪、ラストリムーバーで水酸化亜鉛を取り除いたつもりですがまた白いものが出てきました。やはり交換することにして良かったと思います。

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