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July 18, 2011

形式9700のDCC化

 この機関車は、TMS旧号の中尾豊さんの記事を参考にカツミのキットに加工して20年ほど前に完成させたものです。今回、DCCサウンド化に伴いモータを交換することにしました。
 動輪はキットオリジナルの非可動のままなのでギヤボックスは使用しておらず、フレーム間のモータ取付板の角度を変えてギヤのかみ合わせ具合を調整するようになっています。この構成を変更せずにモータ交換を行うには、モータの軸を2cmほど延長しなければなりませんが、パイプなどを継ぎ足すだけだと先端部分が振れる恐れがあります。そこでモータ軸延長ユニットなるものを考えました。
9700motor
 モータ前面からウオームギヤまでのパイプ状のもの(フレームとボイラの間に見えるので下側を黒く塗ってある)が延長ユニットで、下の図のようになっています。ベアリング2個が接近しすぎているので振れが心配でしたが特に問題はありませんでした。
Jikuencho_2
 今回は走行・サウンド一体のデコーダMRC1823をテンダーに積んで、モータへのリードをマイクロコネクタでテンダーからロコへ渡すことにしました。既存のドローバーを使ってロコ側集電の右レールリードをテンダーに渡すために、ロコ側のドローバー取付部分の絶縁を止めて、テンダーのドローバーピンを絶縁します。デコーダの8ピンプラグをそのまま利用します。マイクロコネクタ、ドローバーピン、デコーダ8ピンプラグ相互の配線のために、フライスで配線パターンを加工した基板をテンダー前部床下に取り付けました。
9700tenderyukasita
 スピーカはテンダー後方にほぼぴったり収まりました。中央に上下固定用の梁があるのでスピーカとデコーダの接続はMRCデコーダについていたマイクロコネクタを利用してあります。
9700tendernaibu
 モータを隠したり、テンダーからのリードをうまく処理したりするために、バックプレートを作らなければなりませんが、とりあえずCV値の調整などをやって一段落です。結構大きないい音が出ています。
9700dcc

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Comments

モータ軸延長ユニットというのはおもしろい発想ですね。減速のないギアヘッドのような感じでしょうか?
ところでウォームギア程度のスラストでもスラストベアリングは必要でしょうか?

Posted by: ゆうえん・こうじ | July 20, 2011 05:11 PM

ゆうえんさん、コメントありがとうございます。
スラストベアリングはなくてもほとんど問題ないと思いますが、モータ軸とギヤの間に余計なものを入れるので、少しでもフリクションロスを小さくしたかったので入れました。

Posted by: 中村行男 | July 20, 2011 06:43 PM

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