July 04, 2018

5160(7)シリンダーブロック

 シリンダーブロックができました。
Cylinder1

Cylinder2
 ブルックス独特の形態やシリンダー後蓋の構成の把握に手間取ったり、フライス加工のミスで再作したりしてかなり時間がかかってしまいました。
 主要なパーツです。
Cylinder3
 すでにベースに取り付け済みですが、シリンダーは丸棒からパイプ状に旋削し、前後蓋は差し込み式です。ベース、煙室サドル部分、弁室は角棒からフライスで加工しました。煙室に接する部分は、丸棒をパイプ状に旋削し、ボルト植え込み孔を割り出し器を用いてあけたのち、パイプから切り出して外形を仕上げたものです。サドル前後中央の縦のフランジは、フライスで彫った溝にボルトを植え込んだ板をはめ込んで表現しました。
 パーツ写真にはありませんが、スライドバーは1mm洋白角棒を切削したもの。後蓋のスライドバー支え金具とピストン孔入口の金具は真鍮板を加工しボルトとしてφ0.25の洋白線を植え込みました。

 フレームに取り付けてみました。まだクロスヘッドができていないのでメインロッドは針金で引っ掛けてあります。
Cylinder4

Cylinder5

Cylinder6

 次はクロスヘッドですが、これも独特の形状なので手間取りそうです。他にも、動輪間に見える缶膨張受け、テンダーの軸受部分、テンダー上回りなど、手間のかかりそうなブルックス独特のデザインに悩まされそうです。

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May 28, 2018

5160(6)ロッド

 ようやくサイドロッドとメインロッドが出来上がりました。Rod1
 どちらもフルート(溝)は平行なので、フライス盤を使って刃厚0.8mmのキーシートカッターで溝彫りしました。外形もフライス盤でエンドミルを使って整形しましたが、サイドロッドは中央部分が膨らむように太くなっているので最後にヤスリで仕上げました。メインロッドはスモールエンド側が細いのでこれもヤスリ仕上げです。油壺(φ0.7)やボルト類(φ0.5)は孔をあけて洋白線を植え込みました。

 サイドロッドを付けて転がり確認を行った後、ギヤボックス、モーターを装着して低速で回転にむらがないかも確認しました。以前、ロッドピンが垂直でなかったのに転がり確認では気が付かず、モーターで駆動したら低速の回転むらで見つかった、ということがあったので丁寧に確認しています。

 ロッドピンは、KKC特製のすり割りのないロッドピンにM1.0 のタップでねじを切り、ロックタイトで六角ボルト(アドラーズネスト製)を固定しました。
Rod3
 六角ヘッドは後ほどニッケルメッキを行います。

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May 01, 2018

5160(5)動輪押さえ板、モーター

 動輪押さえ板にレーザーカットを外注したダミーのイコライザ+担いバネのシルエットを取り付けました。
Osaeita1
 ギヤボックスは珊瑚模型店のA8用を用います。その回転止めも珊瑚方式としてt0.2のリン青銅板で作りました。
Osaeita2
 T型の金具が回転止めです。
 モーターは所属クラブで頒布された10mm角・20mm長のものです。t1.2真鍮板で取付アダプタを作ってモーター側面が火室側面と平行になるように取り付けました。
Osaeita3
 モータが小型なので火室幅をスケール通りにできるとともに、モーター下のフレーム内、モーター上の火室上部にかなりの容積のウェイトスペースが確保できます。

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April 25, 2018

5160(4)イコライザ

 イコライザを付けました。まず動輪です。
Equalizing5

Equalizing1
 前作7450と同様にイコライザ自体にスプリング効果を期待して隣青銅線を用いました。7450では線径φ1を用いましたが剛性が強すぎたようなので今回はφ0.8にしました。写真のようにフライスで加工した金具の溝に隣青銅線をはめ込むんでハンダで固定しています。フレームに受けのピンを固定して下からはめ込むようにしました。

 先輪です。
 Equalizing2
 イコライザ自体は動輪のものと同様ですが、次の写真のように、左右のイコライザを繋ぐ金具によって4輪の中央1点で受けるようにしました。
Equalizing3
 第1先輪(1軸先台車)を取り付けた状態です。
Equalizing4
 なお、先輪は車軸がねじ込み式なので、第2先輪のペデスタル下部は塞ぎました。

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April 19, 2018

5160(3)フレーム

 エンジン側のフレームと先台車ができたので動輪、先輪をはかせてみました。
横から
Frame4
前から
Frame5
裏側から
Frame6
まだイコライザーが未装着なのでフレーム全体が0.数ミリ下がっています。

 フレームのパーツです。
Frame1
フレーム左右とイコライザ+担いバネのシルエットは外注でレーザーカットしてもらいました。ボルト表現で線材を植え込む孔もきれいにあいています。

 ヒノキ角棒で作った簡単な治具を使って組立てました。
Frame2

 組み上がったフレームと先台車です。
Frame3
動輪押さえ板はt2.0の真鍮板をフライスで加工し、第1動輪の偏芯カム部の欠き取りは現物合わせで行いました。シリンダーやクロスヘッドとの干渉対策のため、先台車はボギーとはせず、第2軸はフレームに固定し第1軸のみ首を振らせるようにしました。イコライジングは第1第2動輪間の左右で2点、先輪第1、第2の中央で1点の3点支持にします。

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April 12, 2018

フライスX-1 のベルトドライブ化(その2)

 形式5160の工作を開始して改良したフライスを本格的に使い始めめてみると、Z軸DROのノギスのスケールが長すぎて主軸の引きねじの締め/弛めがやりづらいことが分かったので、スケールを適当な長さに切り詰めました。
X1_belt_drive6
 これで問題なく使えるようになりましたが、長年の習慣でモーターのオン/オフの際につい左側面へ手がのびてしまいます。

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April 11, 2018

5160(2)動輪

 動輪ができました。
Driving_wheel2

 もとになったのは所属クラブのTさんから頂いたφ17.0のステンレスタイヤの動輪です。
Driving_wheel1
 ステンレスは摩擦係数が低いので動輪に使うと牽引力の点で不利なのはわかっているのですが、スポークの本数が13本と実機の12本に最も近く、すっきりした感じが気に入りました。
 バランスウェイトは真鍮板を旋盤で円形にし、次のようにフライス盤で加工したもので、元のバランスウェイトにスーパーXで貼り付けました。
Balance_weight1

Balance_weight2
 軸箱も小さな丸形を自作しました。パイプを加工した回り止めを付け、黒ニッケルメッキをしてあります。バルブロッド可動用の偏芯カムはφ5丸棒から切削しました。
 第1動輪は、この偏芯カムとA8用ギヤボックスの軸箱も付くので、動軸がみえない状態となりました。
Driving_wheel3

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April 01, 2018

5160(1)基本設計

 次回作は形式5160に決定しました。
Iwc
 半世紀前にIWコレクションの上記写真を見たときからいつかは作りたいと思い続けてきたものです。

 クラーケンさんから大量の詳細図面と写真を提供していただき、基本設計を完了しました。製作スタートです。
Drawing
 

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January 31, 2018

フライスX-1 のベルトドライブ化

 所属クラブのDさんのご厚意により、X-1ベルトドライブキットを入手することができ、改造が完了しました。
 オリジナルのギアドライブをボックスごと廃棄して、キットを組み込んだ状態です。
X1_belt_drive1_2
 組立てのポイントはプーリーの高さで、主軸の大プーリーは前面ガードのブロックとのクリアランスを確保し、ベルトが水平になるようにモーターの小プーリーの高さを調整することでした。

 ギアボックスには制御回路も収納されていたので、新たに制御回路の収納ケースが必要となります。市販品から適当なものを探して、操作パネル取り付け孔、ケーブル受け口、通気孔などの加工を行いました。
X1_belt_drive3_2
 制御回路ケースを載せる棚として、厚さ5mmのジュラルミン板を取り付けました。
X1_belt_drive2_2
 制御回路ブロックをケースに収め、電源、モーターの配線を行って、ケースを棚に固定して改造完了です。
X1_belt_drive4_3
 デジタルノギスを流用したZ軸DROは、ギアボックスの右側に取り付けていましたが、今回ボックスがなくなったので、前面ガードに付け替えました。
X1_belt_drive5_3
 今回の改造により、何よりも音が静かになったのが一番のメリットです。さらに、操作パネルとZ軸DROが前面になって操作性が向上したのも良かったです。

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January 20, 2018

7450(58)ようやく完成!

 塗装、組み立て、多少の調整、タッチアップが済んでようやく完成しました。塗装は、苦手なうえに、今回は前作から2年も経っていたので要領を得るのに手間取ったり、キャブの手すり受けの破損や組立ての際の不注意などもあって、部分によっては4,5回やり直すなど時間ばかりかかってしまいました。
Finish0
 緑はマッハ模型の調色ラッカー:トワイライトエクスプレス用を用い、半艶のオーバーコートをしました。黒部分は艶消しのオーバーコート、煙室部はさらにエナメル艶消しを吹いて、ウエザリングブラックをすり込みました。下回りはエナメルのバフで軽くウエザリングしています。磨き出し部分は、ナンバーも含めていつものように金メッキをしてあります。 
 前照灯はチップLEDを用いましたが、油灯の暗さを表現するために定電流ダイオードで電流を1mAに制限しました。


Finish1


Finish2


Finish3


Finish4

 最終的な調整の結果、集電不良の原因になるので、機炭間渡り板によってテンダー重量をエンジンに掛けるのはやめました。トレーラーを牽引するとテンダーが浮いて集電不良になるので、テンダーにウェイトを積み増しました。(デコーダーをエンジン側に搭載したのでテンダーにスペースができました。)重量はエンジン242g、テンダー115gとなりました。平坦線で金属製の客車4,5両を余裕で牽くので良しとします。

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