February 20, 2019

KKC作品展のご案内

 所属しているKKCの作品展が5月に行われます。古典、軽便、地方鉄道の蒸気機関車模型が多数展示されますので、是非お出かけください。

Kkcposter12_7


| | Comments (0)

February 19, 2019

形式7200のDCC化

 半年程前に、H御大から形式7200を譲っていただきました。TMS401号(81年5月)に発表されたものです。

 この機関車には鐘がついています。機関車はPFMサウンド対応ですが、SL1では鐘の音が出せません。そこでDCC化を検討したところ、次のようにすれば実現できるのではないかとの結論を得ました。
1.エンジン側にはデコーダー搭載スペースはないので、スピーカーを薄型に変えてサウンドトラックスのデコーダーをテンダーに搭載する。
2.デコーダーからモーターへの配線は2回路のマイクロコネクタを経由する。
3.エンジン側で集電した右レールからの配線は単ピンのICソケットを利用したコネクタを経由する。
4.デコーダーからヘッドライトへの配線は実現困難のためヘッドライトは常時点灯にする。

 テンダー内部です。
Dcc1
 黒の絶縁テープでくるまれているのがデコーダーで、前回、形式5000から外したサウンドトラックスのマイクロツナミLight Loggingです。右側ベージュ色が2回路のマイクロコネクタで、コネクタが内側に引っ込むようにその搭載基盤をスペーサを介して取り付けました。左側床下から覗いているのがエンジン側集電を中継する単ピンのコネクタで、床下の基板についています。この基盤を床下に留めるビスは、絶縁ワッシャを介して床上の黒いナットで留められ、エンジン側集電の配線を床上に中継します。
 左側に見える基板はもともと右レール集電を行うため、テンダーの前方台車の絶縁側に取り付けられていた集電ブラシで、右レール集電をエンジン側から単ピンコネクタで中継するようにしたので不要になったことと、テンダー車輪の転がりを妨げていたことの2点から取り外しました。

 床下側です。
Dcc2

 スピーカーの厚さ比較です。
Dcc4
 写真左がオリジナルで、厚みのあるスピーカーにホーンによる音響効果を狙った真鍮挽もののアダプタが付いていました。右が薄型のスピーカーでMRCのサウンドデコーダーに添付されていたものです。当初、スピーカーの交換だけで行けると考えていましたが、0.5mm厚さオーバーだったのでアダプタを外しました。音質、音量ともに問題はありませんでした。

 エンジン側です。
Dcc3
 ドローバーの左がマイクロコネクタからモータへのリード、右側の丸いのが単ピンコネクタの受け口で、フレームに開けた孔に差し込んでハンダ付けしました。

 ヘッドライトは、もともと前進・後進にかかわらず点灯していたのでダイオードブリッジが入っていると判断し、そのままです。試運転でも問題ありませんでした。

 記念撮影です。
Finish

 鐘の音を響かせて走っていますが、完成から40年近く経っているので塗装がかなり痛んでいます。折を見て塗り替えようと考えています。

| | Comments (0)

February 05, 2019

形式5000 サウンドデコーダーの置き換え

 学生時代に2号機としてフルスクラッチした形式5000はリニューアル、DCCサウンド化、テンダーの3点支持化、モーターのコアレス化を経て現在も健在です。形式7450に使ったサウンドトラックスのデコーダー:エコナミUKサウンドが大変気に入ったので形式5000にも適用すべくデコーダーの調達は済んでいましたが、スクラッチ優先でなかなか手を付けられないでいました。
 年明け早々、不覚にもテニススクールのレッスン中に転んで右手首骨折。添え木で固定され工作休止を余儀なくされました。
Cast
 1週間ほど前に添え木が取れ、配線作業ぐらいはできるようになったので、形式5000のデコーダー置換を行いました。
5000dcc2
 サウンドをより大きくするため、モーター下部左右の隙間をプラ板(写真の白い板)でふさぎ、車体の密閉性を高めました。

 試運転をしてみるとたまに集電不良で止まっては、自力で動きだすという現象が発生しました。そういえば何年か前にMさんのレイアウトで運転させていただいたときに同様の現象があったことを思い出しました。当時は深く追求せずに放置していたものです。
 前進とバックを比べるとこの現象の頻度は前進のときのほうが多いことが分かりました。本機はテンダーモーターなので、モーター軸を中心として車体がねじれる力が発生し、テンダーの片側車輪が浮き上がって集電不良となり、停止したらねじれが戻って自力で動き出すのではないかと思い至りました。テンダーは全軸(左右)集電、エンジンは片側(右側)集電なので、テンダーの左側車輪が浮いたら集電途絶。右側車輪が浮いてもエンジン側の集電ルートがあるので途絶はしません。モーターの回転方向は、前進時にテンダーの左側が浮く方向、バック時はその逆になっており、発生の頻度差と一致します。
 対策は、(1)エンジン側の駆動系のフリクションを減らしてねじれを小さくすること、(2)ねじれた状態でも車輪が浮かないように下向きにスプリングで押す。の2点で、駆動系の注油をやり直し、次のように各軸にスプリングを追加しました。
Spring
 第1,3軸は左右両側、第2軸は集電シューと干渉するので左側のみです。

 これで安定して走るようになりました。


| | Comments (2)

December 23, 2018

5160(19)先輪のスプラッシャー

 思案の結果、めどがついたので先輪のスプラッシャーを付けました。
Splasher4
第1輪はカーブでショートの恐れがありますが、600R以上であれば大丈夫であることを確認済みです。第2輪のスライドバーやクロスヘッドとの干渉を避けるためにスプラッシャーの左右幅を先輪タイヤの左右幅とほぼ同じ19.2mmとしました。ショートなど不具合があった場合に、外せるようにフレームにビス留するようにしました。

 パーツです。
Splasher1
 右が第1輪、左が第2輪用です。それぞれ上から、左右一体で曲げたt0.2洋白板、端面の厚みを出すためのt0.3×1mm帯板、そして取付金具です。第1輪用の取付金具はフライスを用いて切削しました。

 まず両側に帯板を張り付け、端面が面一になるようにヤスリで仕上げます。
Splasher2

 次に左右に分け、第1輪用は排障器やイコライザーと干渉する部分を欠き取って整形して、取付金具にハンダ付けします。
Splasher3

 第1輪は次のようにカプラーと共締めします。
Splasher5

 第2輪はシリンダー後方のフレームにビス留めです。
Splasher6


| | Comments (2)

December 14, 2018

5160(18)フロントデッキ

 フロントデッキ、端梁、排障器などが付きました。
Front_deck1
Front_deck2
 組み立て前のパーツ写真を撮り忘れました。端梁はテンダーと同様、角棒を削り出したチャンネルです。デッキ上板はt0.2洋白板、側面の縁取りは、実機はアングルを曲げたものなので,帯状の板でそれらしく構成しました。上板周囲には、端梁や側面縁取りに貫通するボルトを植え込んであります。
 排障器もアングルを曲げたもののようですが、アングルの欠き取り部分が内側で目立たないので、t2.0の真鍮板から切り出した棒状のままとしました。

 ケーディーカプラーはスケールサイズの小ぶりのものを付けますが、ヘッドが下がり気味なので写真のようにケースの下板に適当なプラ帯板を貼って対処しました。
Coupler

 この機関車は先輪にもスプラッシャーがついています。16番ゆえの寸法的な苦しさがあるのでどうするか思案中です。

| | Comments (0)

November 25, 2018

5160(17)バルブロッド可動

 左右独立したバルブロッドの可動機構を組み込みました。
Valve_rod2
 そのパーツです。
Valve_rod1
 ?型の金具が第1動輪の偏芯カムから前後動をロッカーアームに伝えるリンクです。偏芯カムはφ5、動軸上で内側に隣接するギヤボックスのスリーブがφ4なので?型の開口部は4mmにしてあります。ギヤボックスのスリーブ部分ではめ込み、偏芯カム部分に平行移動し、ギヤボックスを取り付ければ?リンクは外れません。

 このリンクとロッカーアームはその支点でM1.0 ビスで結ばれてバルブロッドに前後動が伝えられます。このままではビスの頭が目立つのでいずれイモネジに置き換える予定です。

| | Comments (0)

November 13, 2018

5160(16)テンダー縁取りとステップ

 テンダー床板の縁取りとステップが付きました。
Step2

Step4
ステップ内部のハンダキサゲが不十分でした。

 縁取りは、端梁やフレームと同様、快削角棒をフライス加工でアングル状にしたものにボルトを植え込みました。

 ステップの主要パーツです。
Step1
 上が外枠で、t2.0真鍮板を外注のワイヤーカットで抜いてもらいました。ワイヤーカットは一筆書きなので上部に0.5mm幅のスリットを入れ、組立て時に適当な真鍮板で埋めました。下は裏板で、CAD図面を貼り付けて糸鋸とヤスリで仕上げました。これらをハンダ付けで組み、スリット部分は後で緩まないようにピンでかしめてあります。この後、外枠の上部を薄く削り、写真とにらめっこで外枠に欠き取りを入れ、中間のステップをハンダ付けしました。
 これを床板の縁取りにハンダ付けし、補強を兼ねて4本のボルトを植え込み、縁取りごと床板にハンダ付けしました。

 テンダー下回りの難関が片付きました。次はエンジンに戻って、バルブロッドの可動機構に取り組みます。

| | Comments (0)

October 25, 2018

5160(15)テンダーフレーム4

 テンダーのフレームに軸箱蓋、3輪の軸箱守を結ぶアングル、床板への取付金具を付けてダミーフレームが完成しました。
Tender_frame11_2

Tender_frame12_2

 軸箱蓋はt0.2洋白板を重ねてハンダで固定し、フライスで整形したものです。実機は蓋の中央部に縦長楕円状のふくらみがありますが、全軸をきれいに揃える加工法を思いつかなかったので省略しました。下部のアングルは1.5×1.0真鍮角棒を用い、裏側は見えないので両端数ミリだけフライスでアングル状に加工しました。軸箱守の両脇のアングルについている小片は、2mm角パイプからL型に切削したもので、取付時は軸箱守に密着させて上側と裏側から押さえれば位置が簡単に出ます。

 裏側です。
Tender_frame13_2

 裏側には上記小片や軸箱リブの出っ張りがあります。すべてのハンダ付けが終わった時点でこれらの出っ張りをヤスリ取るつもりでしたが、この程度であれば車輪と接触しないので残すことにしました。両端の小片のみアングルに合わせて一部切断しました。

 なお、軸箱守と上部チャンネルを留めるボルトナット、軸箱守と下のアングルを留めるボルトナットも全軸歪みなく仕上げるのは困難なため省略しました。

 次はテンダー床板の縁取りとそれに取り付けられた独特の形状のステップでしょうか。


| | Comments (0)

October 15, 2018

5160(14)テンダーフレーム3

 軸箱守のリブを付けました。
Tender_frame10
 右側の担いバネが少し浮いていました。後ほど直します。

 リブはt0.2洋白板を必要枚数ハンダで貼り合わせて、フライスで次のような左右一体の形状に加工したものを裏からベースのスリットに押し込んでハンダで固定しました。写真左側が幅の広い上部用、右側が幅の狭い下部用です。
Tender_frame9
 裏面に飛び出した部分をヤスリで削り落としますが、ハンダ付けの熱で緩んだり脱落するおそれがあるので、軸箱蓋、下部のバー、床板への取付金具などのハンダ付け作業がすべて終わってからにします。

 次は軸箱蓋ですが、蓋の中央の縦長楕円状のふくらみをどのようにして加工すればいいか思案中です。

| | Comments (0)

October 09, 2018

5160(13)テンダーフレーム2

 テンダーのフレームに担いバネ、軸箱、軸箱守を付けました。
Tender_frame8

 各パーツです。
Tender_frame7
 担いバネは、板バネの幅が少し広いのですが長さがほぼぴったりの珊瑚模型店のロストパーツ(写真上)を伸ばして上部をやすり、少し薄く加工したものです。軸箱はフライスで切削。π型の軸箱守はt1.2の真鍮板をワイヤーカット外注で切り抜いてもらったものです。
 いずれも接合部分にはんだごてを直接当てることができないので、接合面にハンダメッキし、フラックスを塗ったベース上においてベースの脇や裏面にこて先を当てて間接的に加熱してハンダ付けしました。

 あと軸箱守のリブ、軸箱蓋、3軸を結ぶアングルが残っています。ブルックスの造形は凝っているので模型化に手間がかかります。

| | Comments (0)

«5160(12)テンダーフレーム1