November 25, 2018

5160(17)バルブロッド可動

 左右独立したバルブロッドの可動機構を組み込みました。
Valve_rod2
 そのパーツです。
Valve_rod1
 ?型の金具が第1動輪の偏芯カムから前後動をロッカーアームに伝えるリンクです。偏芯カムはφ5、動軸上で内側に隣接するギヤボックスのスリーブがφ4なので?型の開口部は4mmにしてあります。ギヤボックスのスリーブ部分ではめ込み、偏芯カム部分に平行移動し、ギヤボックスを取り付ければ?リンクは外れません。

 このリンクとロッカーアームはその支点でM1.0 ビスで結ばれてバルブロッドに前後動が伝えられます。このままではビスの頭が目立つのでいずれイモネジに置き換える予定です。

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November 13, 2018

5160(16)テンダー縁取りとステップ

 テンダー床板の縁取りとステップが付きました。
Step2

Step4
ステップ内部のハンダキサゲが不十分でした。

 縁取りは、端梁やフレームと同様、快削角棒をフライス加工でアングル状にしたものにボルトを植え込みました。

 ステップの主要パーツです。
Step1
 上が外枠で、t2.0真鍮板を外注のワイヤーカットで抜いてもらいました。ワイヤーカットは一筆書きなので上部に0.5mm幅のスリットを入れ、組立て時に適当な真鍮板で埋めました。下は裏板で、CAD図面を貼り付けて糸鋸とヤスリで仕上げました。これらをハンダ付けで組み、スリット部分は後で緩まないようにピンでかしめてあります。この後、外枠の上部を薄く削り、写真とにらめっこで外枠に欠き取りを入れ、中間のステップをハンダ付けしました。
 これを床板の縁取りにハンダ付けし、補強を兼ねて4本のボルトを植え込み、縁取りごと床板にハンダ付けしました。

 テンダー下回りの難関が片付きました。次はエンジンに戻って、バルブロッドの可動機構に取り組みます。

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October 25, 2018

5160(15)テンダーフレーム4

 テンダーのフレームに軸箱蓋、3輪の軸箱守を結ぶアングル、床板への取付金具を付けてダミーフレームが完成しました。
Tender_frame11_2

Tender_frame12_2

 軸箱蓋はt0.2洋白板を重ねてハンダで固定し、フライスで整形したものです。実機は蓋の中央部に縦長楕円状のふくらみがありますが、全軸をきれいに揃える加工法を思いつかなかったので省略しました。下部のアングルは1.5×1.0真鍮角棒を用い、裏側は見えないので両端数ミリだけフライスでアングル状に加工しました。軸箱守の両脇のアングルについている小片は、2mm角パイプからL型に切削したもので、取付時は軸箱守に密着させて上側と裏側から押さえれば位置が簡単に出ます。

 裏側です。
Tender_frame13_2

 裏側には上記小片や軸箱リブの出っ張りがあります。すべてのハンダ付けが終わった時点でこれらの出っ張りをヤスリ取るつもりでしたが、この程度であれば車輪と接触しないので残すことにしました。両端の小片のみアングルに合わせて一部切断しました。

 なお、軸箱守と上部チャンネルを留めるボルトナット、軸箱守と下のアングルを留めるボルトナットも全軸歪みなく仕上げるのは困難なため省略しました。

 次はテンダー床板の縁取りとそれに取り付けられた独特の形状のステップでしょうか。


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October 15, 2018

5160(14)テンダーフレーム3

 軸箱守のリブを付けました。
Tender_frame10
 右側の担いバネが少し浮いていました。後ほど直します。

 リブはt0.2洋白板を必要枚数ハンダで貼り合わせて、フライスで次のような左右一体の形状に加工したものを裏からベースのスリットに押し込んでハンダで固定しました。写真左側が幅の広い上部用、右側が幅の狭い下部用です。
Tender_frame9
 裏面に飛び出した部分をヤスリで削り落としますが、ハンダ付けの熱で緩んだり脱落するおそれがあるので、軸箱蓋、下部のバー、床板への取付金具などのハンダ付け作業がすべて終わってからにします。

 次は軸箱蓋ですが、蓋の中央の縦長楕円状のふくらみをどのようにして加工すればいいか思案中です。

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October 09, 2018

5160(13)テンダーフレーム2

 テンダーのフレームに担いバネ、軸箱、軸箱守を付けました。
Tender_frame8

 各パーツです。
Tender_frame7
 担いバネは、板バネの幅が少し広いのですが長さがほぼぴったりの珊瑚模型店のロストパーツ(写真上)を伸ばして上部をやすり、少し薄く加工したものです。軸箱はフライスで切削。π型の軸箱守はt1.2の真鍮板をワイヤーカット外注で切り抜いてもらったものです。
 いずれも接合部分にはんだごてを直接当てることができないので、接合面にハンダメッキし、フラックスを塗ったベース上においてベースの脇や裏面にこて先を当てて間接的に加熱してハンダ付けしました。

 あと軸箱守のリブ、軸箱蓋、3軸を結ぶアングルが残っています。ブルックスの造形は凝っているので模型化に手間がかかります。

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October 03, 2018

5160(12)テンダーフレーム1

 特徴あるテンダーのフレームを作成中です。かなり手間がかかり、とりあえずここまで出来ました。
Tender_frame6
 フレームのベースはt0.3洋白板で、レーザー加工を外注したものです。
Tender_frame1
 治具を作って糸鋸で軸箱守のリブをはめ込むスリットを切りました。
Tender_frame2

Tender_frame3

Tender_frame4
 リブのスリットの平行がやや乱れましたが、組立るときに修正します。アングルは端梁と同様にテーパーエンドミルで快削真鍮角棒を切削したものにボルト植え込み孔をあけました。
 フレームベースとアングルを貼り合わせてボルト孔をベースまで貫通させてボルト(φ0.3真鍮線)を植え込み、補強金具を取り付けました。

 補強金具はフライスを用いてブロックから削り出し、ボルト孔をあけたものです。
Tender_frame5
 
 残るは担いバネと軸箱ですが、担いバネは珊瑚模型店のロストパーツを加工、軸箱はフライスで切削する予定です。

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September 16, 2018

5160(11)ドローバー

 ドローバーができました。
Drawbar1
 当工場標準となった2回路ドローバーです。テンダー側にプラ板、真鍮板、プリント基板の積層が見えますが、これで2回路を実現しています。

 テンダー側ドローバーピン
Drawbar2
ピンの太い/細いで2回路です。

 エンジン側ドローバー
Drawbar3
ドローバーを留めるビスの頭をブレーキシリンダーに見せています。

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September 13, 2018

5160(10)テンダーのイコライジング

 テンダーは3軸なので、第1輪を中央1点、2,3輪を左右2点で支持する3点支持のイコライジングにし、転がりを良くするためにボールベアリングを組み込みます。そのために内側フレームとして外側はダミーにします。

 内側フレームができました。
Tender_equalizing1

Tender_equalizing4

 第1輪のパーツです。
Tender_equalizing2
 軸受は、前作の7450と同様に左右のベアリングボックスをパイプで結び、その中央を支点として下側の金具で受けるようにしました。

 床板に取り付けた状態です。
Tender_equalizing5

 第2、第3輪のパーツです。
Tender_equalizing3
ベアリングはフランジ付きを用います。

 組立てた状態です。
Tender_equalizing7
Tender_equalizing6
 車輪はフレームの上部から入れ、イコライザーで押さえるようにしました。こうすることにより、下側に押さえ板が不要になり、写真のような目立たない形状にすることができます。複数ある孔はサウンド用で、床板に取り付けて写しあけしたものです。

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September 06, 2018

5160(9)テンダー床板・端梁

 エンジン側の下廻り基本部分ができたので、テンダーの下廻りに移りました。猛暑日が続いたのと、甲子園の高校野球と現在はテニスの全米オープンの観戦などで製作が滞りがちです。
Tender_yukaita1

Tender_endbeam
 床板は前作7450と同様、t0.2の洋白板」の上部に補強としてt1.0真鍮板を貼り合わせたものです。前方(写真右側)にはドローバー回路取付孔や配線用のコネクタ取付孔などをあけてあります。後部はカプラー台です。
 チャンネル状の端梁は角棒からフライス加工で削り出したものです。縁にテーパーがついているので、5°のテーパーエンドミルを調達して切削しました。端梁のボルトはφ0.3の線材の植え込みです。端梁の裏側には、補強兼直角出しのために、角パイプから切り出したアングルを取り付けてあります。

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August 06, 2018

5160(8)クロスヘッド

 ようやくクロスヘッドができました。
Crosshead5_2
 クラーケンさんから詳細な図面をいただいていたので、形状把握は問題なくできたのですが、模型化にあたってどこまで作り込むか、何を省略するかで悩みました。16番の宿命で厚みをかなり薄くしないといけないので、上部の補強リブは省略しました。

 薄いと言っても材料としてはt2.0の板材が必要になりましたが、t2.0の洋白板の在庫はないので、快削洋白丸棒から製材(フライスで六面整形)しました。扱いやすいように倍くらいの大きさにします。これに、ボルト植え込み、油壷取付、センターピン取り付け、ピストンロッド取り付け、外形のR形状の各孔をあけます。
Crosshead1_2
 次にフライス加工に移り、エンドミルによる円周切削でピストンロッド根元部分を円筒状に加工、ラジアルエンドミルで表側の段差を加工、普通のエンドミルで裏側のスライドバーの溝とメインロッドのスモールエンドの収まる部分の切削加工を行います。
Crosshead2_2
 さらに、ボルをト植え込み、油壷(パイプと線材の組み合わせ)を取り付け、センターピン部分に台形断面の小ワッシャを貼り付けて盛り上がりを表現しました。
Crosshead3_2
 外形を仕上げ、余分を切り取って整形します。
Crosshead4_2
 ピストンロッドはφ0.8洋白線で、取付孔に差し込み、根元に小ワッシャを付けてハンダで固定しました。メインロッドを留めるカシメピンは、洋白丸棒から旋削したものにFlying Zoo製の平径1mmの六角ピンを差し込んであります。この六角ピンとクロスヘッド上部の油壺は真鍮製なので後ほどニッケルメッキをします。

 以上、さらっと記述しましたが、フライス加工の手順にたどり着くまでに2回のやり直しを強いられ、まさに「苦労すヘッド」でした。

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